皆さん、おはようございます。
プランナーの神谷です。
朝日が窓から差し込み、眠い目を擦りながら徐々に仕事モードへ我を目覚めさせる。今日は、家から直接、クライアント先へ車を走らせる。変わらぬ日常ではあるはずが、途中、車窓から目に映る広告、途中休憩にコンビニ寄って目にする広告には、様々な優れたコピーやデザインが増えていると実感している。ちょっと、待てよ。これだけ優れた広告が増えているということは、裏を返すと飽和状態に近づいているのではないか。すると広告主にとっては、目に留まってほしい広告が消費者には見えにくくなっていく。。。
では、認知してもらうためには、どうしたら良いのでしょうか?一つ目の答えが、この飽和な状態を生き抜くためにはただ一つの価値を提供していくことしか解決策はないのではないか。。。そんなことを言うと、「俺は色々伝えたいんだよ。」と声が聞こえてきます。気持ちはとても良く分かります。ただでさえ沢山の広告が目に飛び込んできます。さらに人が短期に記憶できる量には限りがあります。いかに記憶に残すかがこれからの広告には求められるため、記憶に残してもらえるようにしなくてはなりません。
しかし、ここでもう一つ問題が出てきます。それは記憶には大きなハードルがあります。忘れてしまうという壁です。実際に忘却曲線と検索して頂くと、そこには、1ヶ月後には8割近くは忘れてしまうというデータが示されています。ここをクリアするには、2つ目の答えを用意しなくてはいけません。もうお分かりのように継続的に伝えていくということです。そして、1つ目と2つ目の答えに導く方法が、何かと言うと、、、ブランディングです。一番伝えたいことを、繰り返し伝え続けるブランディング。。。1度の学習よりも2度目の学習の方が簡単になり、復習を重ねるごとに忘れにくくなるのと同じことが言えます。分かったような分からないような。。。
次回は、人の脳内からこのブランディングをさらに紐解いていきたいと思います。