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ブランディングにはまず市場を把握することが大事

ブランディングやイメージアップと言われるとよくビジュアルをよくしたりと外見を整えることで目的を達成しようとご相談いただくケースがよくあります。

しかし、ブランご価値を高めるにも、イメージアップするにも、伝えたいメッセージ、コンセプトが明確でなければ、なかなか成果に結びつき辛いくなってしまいます。

人間でも外見はよくても内面が・・・。というケースもありますよね?

ファーストコンタクトは外見だけでもいいかもしれませんが、その後見られる内面がしっかりしていないとユーザーの心を掴むことができません。逆に信用していて裏切られた気分になることで、最悪イメージダウンにも繋がってしまいます。

そのため、ブランドコンセプトが重要となってきます。そのブランドコンセプトを作るために、ブランドの約束して掲げる事をブランドアイデンティティと言います。ブランドアイデンティティは世の中に発信するのではなく、ブランドの掲げる指針となります。

では本題ですが、ブランドアイデンティティを形成するまでにはこれだけステップが存在します。

その中の初期の段階である、市場を再認識する作業が大切です。これらを行うことによって市場でのブランドが提供できる価値を考えていきます。

そこで使用することが3C分析です。

3Cとは顧客(customer)、自社(company)、競合(competitor)の頭文字をとって3Cと言います。

3者の事を理解し、市場機会を発見していきます。

ここでは自社、顧客、競合について分析する事がとても大切です。

自社・・・強み、弱み、特徴等

顧客・・・ニーズ、ウォンツ

競合・・・特徴、サービス等

この分析を行う際、市場の機会を見つける事が重要ですので例を交えて紹介します。

牛丼業界を想像してください。吉野家、松屋、すき家が主な業界を牽引しているブランドですが、この3社は基本的には同じ市場に、同じサービスで挑んでいます。

そのため、価格競争になったり、少し別の市場を開拓しようとメニューで差をつけます。

その他にアップルであれば、Microsoftが今まで提供していた、事務作業等に優れたMicroOfficeとは別でクリエイターに向けた戦略で新たな市場を開拓したとも言えます。新たなニーズを探し出し、他者にない拘りを提供し、今のブランドが築き上げられていると言えるでしょう。勿論革新的な製品の存在があってのことです。

競合が参入していなく、顧客のニーズがある市場を見つける事ができればそれが一番効果的なのですが、なかなか市場が固まってきている中で発見することは容易ではありません。

そのため、自社ができる事と市場を見極め、できる限り競合ができない市場でニーズがあるところを見つけるようにしたいところです。

そうでなければ牛丼業界のように価格競争が起きたりしてしまいます。

まずここでは市場を見極め、自社が提供できる価値を考える事が重要です。

次回はターゲットについて紹介します。