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もはや常識?オウンドメディアで自社の情報発信

WEBマーケティング業界ではもはや常識になりつつある、オウンドメディア。今取り組まないでいると数年後焦ってはじめることになるかもしれません。自社で情報発信できるメディアを持たなければインターネット業界では時代に取り残されるかもしれません。

現在世の中は、情報は与えられる物ではなく、探す時代になり、情報の取得はユーザー主導になっています。ネットが今ほど普及する前は、テレビCMが商品のPRに絶大な効果がありました。一昔前でいうと営業マンは企業にとって情報通でした。

では、現在はどうでしょうか。テレビを見ていてCMが始まったとたんに携帯電話を手にしている経験ございませんか。営業マンが飛び込み、電話営業などの売り込みをしてきて、不快に思ったり、社長、担当者に断ってといわれた事ありませんか。

情報過多な今、昔通用していた広告や営業手法は効果が昔ほど発揮されにくくなっています。

広告は時代の変化に対応して様々な手法が現在行われています。YouTube広告やGoogle等のリスティング広告、SNSを使用したPR等、WEBを利用した様々な手法が存在します。制作会社や代理店に任せるだけではなく、自社に合う手法をしっかりと考えていかないと、本当に効果のある広告運用は今後更に難しくなってくるでしょう。

変化したユーザーの行動

以前ユーザーはテレビCMや折込チラシ等を見て気になり、近くの販売店等に商品を購入しに行くことが主流でした。

それが現在では、

スマートフォン、PCで検索、SNSで情報を得る→その商品の販売元などで詳細な情報を入手する→(口コミや他に安い場所があるか調べる)→購入→他人と共有

この流れはネットが普及した今主流になりつつあります。あくまでも私個人の主観ですが。実際はもっと細分化されるとお思います。

ようするに、ユーザーによる商品等への接点は、ネットが普及した今様々な所に存在しています。ネット業界の動きは毎日のように変化しています。この先広告への接点は更にネット主導に変化していくのではないでしょうか。

現在注目されている?常識になりつつある?オウンドメディアとは

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オウンドメディアはネットを利用した広告手段の一つです。広い範囲で捉えると、自社が発信する媒体です。HP、カタログ、ブログ等様々な物が存在します。なぜ今更カタログやHPが注目されているのかと思った方がいるかと思います。

その通りです。しかし、今ではオウンドメディアと聞くとブログと捉えられることが多くなっています。個人ブログではなく、あくまでも閲覧するユーザーを考えたブログです。

よくHP等は家を建てるときに似ているなどといわれます。家を建てたら次は家具などで自分たちの個性を出していくと思います。HP等も同じで、制作したら運用方法を考え、個性を出して魅力を発信していく必要があります。HPがあればスペックになる、問い合わせが来る時代は既に過去の話です。運用しなければ本当の効果は生まれないのではないでしょうか。

オウンドメディアを運用することで実現できる3つのこと

①自社の情報発信によるPRで、自社の顧客見込みのある潜在層へのアプローチ

例えば自社の新商品があります。この商品はiPhone並に新しい発想の商品です。ITリテラシーの高い人などは待ち望んでいた商品ですが、一般層にはどの様な状況で役に立つのかなどあまりピンと来ません。そこで、その商品を利用して出来ることや、日常生活での利用シーンをイメージできるコンテンツ等を作成し、自社メディアでPRしていきます。

このコンテンツを見て商品を知らなかった人は興味を持ち、欲しいとは思っていたけど購入までにはいたらなかった人は購入を再度検討する機会ができます。欲しいと思っていなかった人へ、魅力的な商品のPRコンテンツを書き続けることで、興味を持ってもらうことが出来ます。ただ、これには念入りな戦略作りなどが必要です。

ユーザーにとって有益な興味のある情報を発信することで、潜在層の囲い込みができます。

②自社の特徴を出すことで自社ブランディング、ファン化

LIGブログがいい例だと思います。自社の社員が前面にでて、ブログ内の広告欄でも他の会社の紹介なのにも関わらずLIGの社員が使われている。完全にLIGのユーモアな面が前面に出ている、オウンドメディアを使用したブランディングのいい例です。コンテンツ等もLIGらしさがあり、おもしろく、読み応えがあります。

毎日のように来たいと思うようなオウンドメディアが完成すれば、後は自社の特徴を出していければユーザーに自然にブランド認知することが出来るようになるのではないでしょうか。

LIGブログ

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③サイトのSEO強化

Googleは「ユーザーに快適な検索体験を与える」このことを実現したいのです。GoogleもYahoo!も検索エンジンを利用した広告会社です。利用するユーザー目線に立ち常に新しい評価制度などを導入し常に変化しています。しかしその根本的な部分にあるものは「ユーザーに快適な検索体験を与える」ことです。

このことから考えられることは、ユーザーがあるキーワードで検索したときに上位表示される物が、そのキーワードに一番最適なサイトが表示されることです。そのためには例えば「オウンドメディア

オウンドメディアは情報を常に発信し続ける物です。検索エンジンを使う人は自分の欲しい情報を求めて使用します。ユーザーの事を考えてコンテンツを増やしていけば、検索結果で上位に上がるようになってくると私は信じています。

ただ、そんな簡単な事ではないのも事実です。SEOに関しては検索してみるといろいろなこと書かれていますので参考にしてみてください。ここでも書きたいと思っていますので、そのとき又見てください。

オウンドメディアの弱点

①運用していくことが大変

ユーザーの事を考え、戦略的にメディアを運用していかなければなりません。常に情報を発信し続けるためかなりの忍耐力と、自社の運用体制などを整える必要性があります。ここで躓く人は多いと思います。運用代行等をサービスとしている企業もありますが、コストという弊害があります。また、やれば結果が絶対に出るとも限りません。戦略次第だと思います。

②すぐに効果は出ない

効果が出だすのは半年くらいが平均といわれています。その期間常にコンテンツ内容を考え、情報を毎日発信する事を想像してみていただければわかると思いますが大変です。更に大多数の人が現在の仕事と兼任という形になるかと思います。

しかし、あくまでも半年という平均は戦略がしっかりしている事が前提です。

ネットを使用した戦略は把握しきれないほど現在ではあります。その中で自社にもっとも適切な媒体を選択し費用対効果の高いもの見極める力が必要です。情報に敏感になるか、自分で信用できる広告代理店などのプロに任せるか、上手に運用していきたいものです。

オウンドメディアはネットを使用した戦略の一つに過ぎません。しかし、Googleの検索上位に表示するHPについての評価を考えていくとオウンドメディアが現在では一番HPを使用した中では効果が期待されると思います。